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茶摘み
茶葉は全て、一心二葉を手摘みします。ケニアでは一年中、比較的気候が一定しているため、一年を通して2週間ごとに順番に各畑の新芽を摘んでいます。1回に15Kgほど摘んだ後、篭に入れて近くのバイイング・センター(集荷場)まで歩いて運びます。
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バイイング・センター
ここに集められた茶葉は、品質をチェックされ、不良葉は破棄されます。1日1〜3回紅茶工場のトラックがやってきて、集荷していきます。バイイング・センターが農民の組織単位となっています。 |
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紅茶工場
現地の紅茶工場に茶葉が運び込まれ、紅茶が作られます。この工場は小農が株を持って経営に参加し、マーケティング、技術的なアドバイス、輸送などの実務をK.T.D.A.
(ケニア紅茶開発公社)から派遣された専門家が代行する組織になっています。ですから、あがった利益に応じて茶葉の生産者が配当を得ることができます。
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CTC製法による紅茶製造
1.ウィザーリング(萎凋):陰干しをして生茶を柔らかくしおらせる。
2.ローリング:
@ローターパン機によって、細かく切断。
ACTC機を利用して、茶葉をつぶし(Crush)
引き裂き(Tear)丸めて粒にする(Curl)。
3.発酵:20〜25度の発酵室に1〜2時間置く。
4.乾燥:80〜90度の加熱空気を15分ほど送って、急激に茶葉の温度を上げて発酵を止める。
5.仕分け:ふるいにかけて茶葉の大きさをそろえる。
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◎ケニア紅茶の茶葉は、コロコロと丸い形をしています。
紅茶をだしたあとも、茶葉が「グー」したままで広がらないのは、その製法に秘密があります。
ケニア紅茶は、CTC製法という方法ででつくられています。「CTC」とは、茶葉をCut(Crush)「切って(押しつぶして)」、Tear「引き裂いて」、Curl「カールする(丸める)」という英語の頭文字。これら3つの工程をひとつの機械(CTC機)がやってのけるのです。
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紅茶の買い付け
最近生産された紅茶のサンプルを、工場でテイスティングして、最もおいしいお茶を買い付けます。
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輸送
輸出手続きを済ませ、工場よりモンバサ港の倉庫に紅茶を運び、最も早い日本行き貨物船に載せて、約1ヶ月半の船旅です。
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パッキング
日本到着後すぐに、手選別による目視作業と金属探知を通して異物が入っていないかどうかを確認します。そのあとアルミ防湿パックされ、客先に送られます。ブレンドは一切せず、純粋なケニア紅茶を可能な限り新鮮な状態でお届けする努力をしています。 |
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